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2008年9月 9日 (火曜日)

山火事~ハチドリのひとしずく~

更新・報告が遅くなってすみませんでした。

ゆっくりPCに向かう時間がなかったの~(言い訳)

これからも、たまに(笑)更新します。

まず、8月21日~24日

今治のタオル美術館で、イベント、講演をしました。
香川、福岡、岡山、高知からわざわざ来てくださったのです。


ありがたいです~
みんな「タオル美術館って楽しいね」と言ってくださる。
常設展示をしてる者には、とっても嬉しい一言です。
皆さん
愛媛に遊びに行ったら、ぜひ遊びに来て下さいね。
ついてるながら、期間中、ここで結婚式がありました。
20080823_cimg0601 タオル美術館の自慢の
芝生と花壇を基調にした、
ヨーロッパ風のエレガントな庭園では
結婚式はむっちゃ映えるわ~
むちゃいい感じでしょう?
お幸せに!
そのイベントが終わって、車でホテルまで行く途中(24日の17時)で

タオル美術館の隣の山が燃えてることを発見した。
その時は、焚き火程度でしたが、
ホテルに帰っても
ずっと赤く燃えてる山を見えた。

翌日の昼も
その焚き火程度の火が山頂まで広がって、反対側まで行ってる。(写真)
20080825_cimg0603_2

けっこう大きい山火事で、
全国ニュースになった。
初めて山火事を見たおいらは、
ずーと野次馬してましたけど、
この地域は、自然保護で、
消防車が入る道はない。
だから、空から消火するのみ。
次々ヘリコプターがやってきて、
小さいバケツをぶっかけ、
帰って、また来る。
こちらがもどかしいくらい、ずーとこの繰り返し。
こんな様子を
見て、ある話を思い出した。南アメリカの先住民に伝わるお話です。
ハチドリのひとしずく


森が燃えていました

森の生きものたちは

われ先にと逃げていきました

でもクリキンディという名の

ハチドチだけは

いったりきたり

くちばしで水のしずく一滴ずつ

運んでは火の上に落としていきます

動物たちがそれを見て

「そんなことをしていったい何になるんだ」

といって笑います

クリキンディは

こう答えました

「私は私にできることをいているだけ」

ある人はこの話を地球温暖化を例え、
ハチドリの物語の中の燃えている森は、実は地球のことなのだと考えることができる
刻々と熱くなっていく私たちの地球を、そうしたら冷やすことができるのだろうか。

と言う。
・・
おいらの場合は、
ありがとうが広げたいと「ありがとうプロジェクト」で出来ることのみ
こんなこと考えた山火事でした。
・で
3日後、鎮火したみたい

オフィシャル:表現者たけの世界

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コメント

お忙しい中…私の心の栄養【たけさんのブログ】更新ありがとうございます★             たけさんが愛媛に行かれている時期と大きな山火事の時期が同じ時期だったので心配しておりました。  たけさんも県民のみなさんもご無事で安心しました。            ハチドリのお話は朝から心に響きましたぁ               どんなに些細なことでも…どんなに小さいことでも…            私もさせていただける範囲内で…人の為に生きれる・動ける人間を目指したいです(o^o^o)                 たけさん       お忙しい中の更新   ありがとうございました

はじめましてたけさん。
実はタオル美術館で偶然たけさんの作品を拝見してからたけさんの作品のファンになりました。
精神的に下り坂でひょっとすると生きてきて今までに無いほどの息苦しさを(生き苦しさ)を感じていました。最近では随分と良くなってきたものの受診はしています。そんな時タオル美術館でたけさんの作品に出会いました。
ぱっと目に飛び込んできたものが

すごく苦しんだね よく がんばった

でした。きっと心の深いところにあるものは誰にもわかりっこない、わかるわけもないと卑屈になっていた私。
周囲に期待して裏切られ、どんどん傷ついて
みんな敵でした。

だけどこの作品を見たとき心の張り詰めていたものが少量の涙になって
もちろん周囲の目も気にしながら少しばかり泣いていました。

一度も会ったことの無い私のカウンセリングをしてもらったわけでもないたけさん。
でもこの言葉が私は欲しかったんだと思いました。

たけさん心から、有難う。

それから運命の出会いまでそう時間はかかりませんでした。つい先日高松のとあるイベントホールでたけさんの展覧会は開かれていました。
本当に偶然でした。たけさん本人にも会えました。覚えていますか?一緒に写真をとっていただきました。「おーいおつかれさん・・・」の作品の前で。
いまの私にはたけんさんのメッセージがすごくピンと来てうまくはいえないけど従来の自分を取り戻す為に必然的にたけさんに出会ったような気がします。

たけさんに手書きのカードを書いていただきました。

「何があってもありがとう
  何かなくてもありがとう」
感謝の気持ち、そこからまたスタートしようと思います。
本当にありがとう。
いま、こんな私でも支えてくれる家族がいます。
取り乱してはこまらせ、でもあきらめずに支え続けてくれています。
私は運がいい。
病気になっても病気から這い上がる為のいろんな支えが用意されていました。
病気になってはじめてわかったこと。
病気になってもらったやさしさや感謝の気持ち。
病気にならなければ発掘されなかったであろう事柄の数々・・・。
すごく苦しんだけど
よく頑張ったって言ってくれる人もいる。
たけさんありがとう。

看護師の仕事をしています。たけさんと同じく脳に障害を抱えて一生懸命にリハビリする人に毎日かかわっています。
たけさんの苦労は少しはわかります。
全部わかるといったらたけさんに失礼ですからね。
病気はなった本人が一番苦しんでいるはずですから。
頑張らないでください。
頑張ると人間はしんどくなりますから。
だけど小さい私ではありますが応援しています。
そして又、たけさんの作品を人生の応援歌にして私も歩いていこうと思います。
また会える日を楽しみにしています。

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